■ファンの理想に答えてほしい!“推す側”の要望
芸人・歌手・アイドルなど幅広いジャンルで推し活をしているサトシさん。芸人にDMを送ったりしていたが、どういった思いで伝えているのか。「買った商品が不良品だったら苦情を言う感覚だ。『自分の好みじゃない、もう次は行かなくていい』となるパターンと、『これ面白いか?誰が見てもお笑いライブとして成り立ってない』と思うときの2パターンある。前者の時は、押し付けは一切しない。さすがにサボっているとしか考えられないときに苦情を言う」と答えた。
推しに求める理想像は「ファンの意見を一回全部聞く」ことだといい、「芸人に意見をしたら露骨に嫌われたことがある。全てその通りにしろと言っているわけではない。一回全部聞く。それでどうするか、なぜそうしたかを答える。それが演者側のやるべきこと、やる責任がある」と主張。
サトシさんは直接届くような形で意見を送っているが、ファンの中には、「仲間同士のコミュニティでコソコソ言う。アイドルや本人に好かれたいから、媚びを売る人はいるが、意味が分からない」。
演者側については「お客さんを楽しませる仕事なのに、なぜか立場が逆転している。例えば、好きな髪色でもなくなったアイドルに『わー、かわいい』と言ってあげなきゃいけない。また、好きな方向性の曲ではなくなったときに盛り上げなきゃいけないのは違うだろう」との考えを述べた。
■あなたの理想≠私の理想 どうして人は押し付けてしまうのか?
