伊藤匠叡王(22)への挑戦者を決める第10期叡王戦本戦トーナメント準決勝が2月25日、大阪府高槻市の関西将棋会館で行われ、藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)と糸谷哲郎八段(36)が現在対局中だ。注目の一戦は後手番となった糸谷八段が横歩取りに誘導し、藤井竜王・名人が受けて立つ形となった。
伊藤叡王への挑戦権争いは、佳境へ突入。今期の挑戦者は藤井竜王・名人、永瀬拓矢九段(32)、糸谷八段、斎藤慎太郎八段(31)の4人に絞られている。この日に行われた準決勝では、藤井竜王・名人と糸谷八段が激突。決勝進出を決めるのはどちらか、大きな注目が集まっている。
本局は、振り駒で藤井竜王・名人の先手に決定。過去の公式戦8局で未勝利の糸谷八段は、やや意表の横歩取りに誘導し、藤井竜王・名人も応じる出だしとなった。棋界屈指の早見え早指しとしても知られている糸谷八段だが、序盤からしっかり時間を投入して本格的な戦いに備えていた。
ABEMAで解説を務めた千葉幸生七段(46)は、「(手番の)藤井竜王・名人も悩ましそう。考え出すとそこら中に筋がある。事前研究はあると思うが、調べてあってもなお難しい。午前中から相当頭を使う展開」と印象を語っていた。難解な将棋を制し、挑戦者決定戦へ進出するのはどちらか。今後の展開からも目が離せない。
【昼食の注文】
藤井聡太竜王・名人 和風塩ラーメン「金の塩」(味玉入り)
糸谷哲郎八段 アジフライ弁当
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太竜王・名人 1時間56分(消費1時間4分)
糸谷哲郎八段 2時間5分(消費55分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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