しかし、奈良県庁 万博推進室の担当者は「いや、そんなに困ってはいない」と報道を否定すると「のべ450人を募集するという書き方が、ちょっと誤解を招いているかもしれない」「4月、5月、9月にわたって催事をするため、必要なボランティアが450人ではなく、お手伝いいただく種類が450枠あるというイメージ」と、「450」は人数ではなく仕事の種類だと説明。

 「報道された段階では15人だったが、これが30人ぐらいになって、それぞれの方に何度も枠に入っていただければ、30人ぐらいでも回ると言えば回る。逆に450人もきてもらっても困る」と続けると「これに関しては、我々の周知不足が原因とも言える。県民へLINEで情報などは送ってはいるが、正しく周知されていないのが実情」と反省の弁を述べた。

 「条件が少し厳しいからではないか」という一部の声に対しては「他の協会さんのボランティア募集条項にならった」と、前例のあるものだと説明した。

 その後、報道の影響もあり、2月20日時点で応募者は74人に急増したそう。担当者は「これでのべ450枠は余裕で埋まると予想される」「募集の締め切りは2月28日だが、このまま増えるようであれば28日よりも前に募集の打ち切りも想定している」と、十分な人数が集まっていると強調した。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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