世界史を覚え切った勉強法
声に出して覚え、問題を解き、分からなかったら戻る。これを繰り返して頭に叩き込んでいったというAさん。また、世界史ではこんな勉強法も活用している。
「早慶は『並べ替え』が好きで、けっこうマイナーな事象の年代も覚えなきゃいけないので、語呂合わせの本を買っても声に出して覚えた。僕が一番好きなのは、962年の神聖ローマ皇帝のオットー1世の戴冠。それを覚えるのが、962年なので『苦労人(962ん)オットー』という感じ」
人生の岐路である受験を乗り越え、見事に大輪の花を咲かせたAさん。その肝心の進路については、まだ決めかねている様子。
「慶應の法学部法律学科か早稲田の法学部ですごく悩んでいる」
では、街の人はどのような勉強法を実践しているのだろうか? インタビューをしてみると…
「45分勉強して15分休憩してみたいなのを繰り返したら、意外と長く続けられたので、そういう勉強法をしていました」(20代男性)
「まずは読み流して重要なところを何度も読むみたいな形ですかね。社会人になってからは『読む』がメインになっています」(40代男性)
「おととしの浪人時代が一番勉強していました。1日平均10時間くらいは勉強していました。分からない物だけを小さいメモ帳に書いて、それをひたすら覚えていく」(20代男性)
「間違えた問題に付箋を全部貼って、また解いて、1個ずつ剥がしていくっていう勉強法。今、社会人で資格が必要な時があったので、その時も同じような勉強法」(20代女性)
など、人それぞれ、様々な勉強法があるようだ。
効果的な勉強法は1つのスキル・技術
