そんな二人の試合は一瞬で決した。ゴングが鳴って数秒、野田のハイキックがレオの顔面をとらえ6秒でレフェリーストップ。あまりに突然の出来事に、コメントでは「すげえ!」「はっや」「キレえぐい」とこの日一番の盛り上がりを見せた。

 この秒殺劇に解説席の山崎秀晃は「肩口から来る左のハイキックはなかなか見えない。経験の差が出た」と分析。勝利者マイクで野田は「マイク持つのはじめてで……レオは覚悟決めてきたと思うんで、これからは応援してあげてほしいです。RIZINでは不甲斐ない結果だったので、これからはMMAを練習していこうと思います」と、昨年末対戦した篠塚辰樹に手も足も出なかった自分を戒めるように、今後の活躍を誓っていた。

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