【写真・画像】「夢じゃない?」 92歳母に故郷の美容室でもう一度ハサミを握らせたい かつての常連も駆けつけ 「小さい頃からずっと見てきたので」娘も涙 1枚目
【映像】92歳とは思えない依頼者の母

 『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が2月28日に放送され、「92歳母に故郷でもう一度美容室を開いてもらいたい」という依頼を調査した。

【映像】92歳とは思えない依頼者の母

 視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「92歳故郷の島でもう一度美容室を」は、大阪府の女性(53)から寄せられた次のような依頼だ。

『今年93歳になる母は、4年前まで鹿児島の出水郡長島という町で50年以上、現役で美容室をやっていました。早くに父は亡くなったので、女手一つで私たちを育ててくれました。美容室は近所の常連さんでいつもいっぱい。一人で切り盛りしていたので、晩御飯を母と食べた記憶はありません。私が家を出てからも、一人暮らしで美容室を続けてきた母が4年前、実家の2階から掃除機と共に階段を転げ落ち、救急車で運ばれました。幸いケガはなかったのですが、メンタル的に一人暮らしは無理と感じ、私が暮らす大阪に来てもらい、今は施設で過ごしています。大阪に来てからというもの「死ぬまで現役の美容師をしていたかった」と、毎日お客様のことを話しては、泣いています。バタバタと店を畳んで引っ越したので、きちんとお別れを言えたお客様は少ないようです。「腕は落ちていない。まだまだ現役だ」と胸を張る母に、できることなら人生の最後にもう一度だけ、ハサミを握らせてあげたいです』

真栄田賢探偵「聞いていた500倍元気!」