依頼者の家を訪れると、母はベッドの上に仰向けになって足を動かしたり、家の中を動き回ったりしていて、スリムクラブ・真栄田賢探偵は「聞いていた500倍元気!」と仰天。しかし、「お客さまノート」に書き込まれた思い出を振り返れば、母は「これ見て泣いてた」と訴える。

 そこで、真栄田探偵と依頼者が長島へと向かい、翌日の美容室復活に向け準備を開始。店はすでに人手に渡っているが、所有者に1日だけ借りれないかお願いすると、快く承諾してくれた。さらに、常連さんの家を巡り、来てもらえるよう声をかけていく。

 翌日、「そんなことできるの?夢じゃないの?」と話す母を連れて、故郷の長島へ。最初は「ダマされてない?」と訝しんでもいたが、見慣れた景色が目に入ってくると、「懐かしかぁ」と声をあげる。寄り道したお気に入りの浜では、しっかりとした足取りで石をひっくり返すほど。

お店へ到着し、いざ“開店”