ぼだっこ飯とは、白米に大きさ2センチほどの鮭が1かけらのっただけの弁当。店頭POPには「ご飯足りないかも…」との文字が記載されているが、白米の量に対してこんなにも小さい鮭で足りるのだろうか。販売している、秋田のスーパーに話を聞いた。
「これ本当にしょっぱすぎるので、食べる量にお気をつけください。200グラムのご飯に5グラムの焼き鮭くらいでちょうどです。本当に」(JA秋田おばこファーマーズマーケット「しゅしゅえっとまるしぇ」藤田学店長)
秋田県民の朝食の定番として愛されているぼだっこは、諸説あるが、真っ赤な鮭の身が鮮やかなボタンの花のように見えたため、秋田弁の「〇〇っこ」をつけたと言われている。そんなぼだっこ弁当は、多い日には1日100個以上売り上げるという秋田のソウルフードだ。塩分濃度は、通常の焼き鮭のおよそ3倍。そのしょっぱさは、焼くと、塩が噴き出すほどだという。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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