日産自動車といえば、これまでもたびたび経営危機が報じられてきた。
なかでもルノーが資本参加し、社長に就任したカルロス・ゴーン氏がおこなった日産改革は、まさにひん死の状態を救った事例として経済史に刻まれている。その後も日産はコロナ禍の2020年、そして2024年と記録的な大赤字をはじき出し、まさに「SOS」の状態だった。
経済ジャーナリストの内田裕子氏がトヨタと日産の営業利益について解説する。2012年を見てみるとトヨタが3556億円、日産が5458億円と、一時はトヨタの営業利益を上回っていた。
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