長く「あまおう」と「とちおとめ」が主流だったイチゴ市場に、新たな変化の波が訪れている。各地で独自の品種開発が進み、いま“戦国時代”と呼ばれる状況が生まれているという。
『ABEMAヒルズ』では、豊洲市場ドットコムバイヤーの八尾昌輝さんに、イチゴ市場について話を聞いた。
「近年は各地で独自の品種開発が進み、味や食感の違いで新たなファンを獲得する産地が増えています。今後はより個性的で地域性の高い品種が次々と登場することが期待されています」
注目の品種として、奈良県からは艶やかで美しい見た目と高糖度・ほどよい酸味が特徴の「古都華(ことか)」、白イチゴながら高糖度で綿あめのような香り高さを持つ「コットンベリー」が登場。
そして、埼玉県からは全国いちご選手権3連覇を達成し“日本一美味しいイチゴ”として話題の「あまりん」、さらに八尾さんイチオシとして、“食べるイチゴジュース”と呼ばれる神奈川県の「かなこまち」が注目ということで、どちらも希少だという。
スタジオではそんな“戦国時代”の注目イチゴを実食。埼玉県「あまりん」について、番組コメンテーターとして出演していたJX通信社 代表取締役の米重克洋氏は「甘い。酸味がほとんどない。イチゴの甘さだけがしっかりある」と絶賛した。
綿あめのような香りがするという奈良県「コットンベリー」について、徳永有美キャスターは「綿あめの香りが口の中で広がる。噛んだら砂糖みたいな感じがする」と感動していた。(『ABEMAヒルズ』より)
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