【NASCAR】EchoPark Automotive Grand Prix(日本時間3月3日)
アメリカの大人気レース、NASCAR(ナスカー)の第3戦が開催された。優勝はトヨタ・カムリに乗るクリストファー・ベル。レース終盤の壮絶なデッドヒートを制し、先週に続いて今季2連勝を飾った。
第3戦「エコパーク・オートモーティブ・グランプリ」の舞台となったのは、「COTA(コタ)」の愛称で知られる「サーキット・オブ・ジ・ アメリカズ」。かつてF1も開催されたこともあるロードコースだが、ほとんどのレースが楕円型のオーバルコースで行われるNASCARにおいて、今季は早めのロードコース開催となった。
第2戦のオーバルを制したのは、20号車のクリストファー・ベル。しかしNASCARというのは、オーバルコースとロードコースとで得意不得意があるため、前戦で活躍したドライバーは予選で後方に沈みがち。ベルも10列目スタートとなった。
トヨタのマシンに乗って以降、ここ数年、安定的な成績を残してきた30歳のベルは、徐々に順位を上げていくと、ファイナルステージではベスト5圏内に。そして残り13周で2位になると、トップの8号車のカイロ・ブッシュ(シボレー)に対し激しくプッシュし始めた。
そして残り6周目、ここまで老練なディフェンスを見せていたブッシュだったが、タイヤの消耗がみられ、ベルにトップを奪われる。24号車ウイリアム・バイロン(シボレー)、45号車タイラー・レディック(トヨタ)もブッシュをかわすと、優勝争いは3台に絞られた。
同じようなラップタイムで周回を重ねる3台は、見える形での仕掛けはしないが、3台が連なった状態。「タイヤが辛いのは3台とも同じ。2秒くらいタイムが落ちてます」と解説の古賀氏が語る。そしてファイナルラップ、ミスなく先頭で走り切ったベルがトップチェッカーを切った。
チャンピオンのラスト6周での痛快なパッシング劇に対し、「すげえ当たった」「良いバトル!!」「ベル来たー」「いったああ」「でも伸びる」「連勝いけるか」などと、視聴者も大盛り上がり状態となっていた。
(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
この記事の画像一覧■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?




