【UEFAチャンピオンズリーグ】バイエルン3-0レヴァークーゼン(日本時間3月6日/アリアンツ・アレーナ)
今シーズン、プレミアリーグでよく話題に挙がる“お騒がせ審判”マイケル・オリバー氏に試合後、シャビ・アロンソ監督が迫真の表情で詰め寄りにいった。
レヴァークーゼンが同国のライバル・バイエルンの本拠地に乗り込んだUEFA チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ終了直後に、くだんの一幕が起きた。
シャビ・アロンソ監督が判定に納得のいかないリアクションを見せたのには、いくつか理由があっただろう。中でも、この試合の37分には両チームの選手たちが一触即発の騒ぎもあった。
レヴァークーゼンのMFフロリアン・ビルツがドリブル中に味方FWアミン・アドリと衝突し倒れ、起き上がれずにいた。その隙にバイエルンがカウンター攻撃を開始。レヴァークーゼンの選手たちはプレーの中断を求めたが、マイケル・オリバー主審からも笛は吹かれず、バイエルンはプレーを続行。MFグラニト・ジャカが相手FWハリー・ケインに強めのタックルで倒しにいくと、ジャカはそのまま足を刈られて転倒。直後にあわや乱闘かという事態に発展した。
それ以外に、51分にも波紋を呼ぶ出来事があった。バイエルンのケインが接触によって足を痛めうずくまっていたのだが、笛が鳴るまでに少し時間を要し、プレーが途切れたタイミングでMFレオン・ゴレツカがマイケル・オリバー氏の元へ駆け寄る。しかしこれを異議と判定され、ゴレツカへイエローカードが提示されたのだ。
これにはSNS上でファンから「なんでゴレツカもらってんだよ」「全然わかんない。ゴレツカにカード?」「抗議でイエローかいと思いきや 全然大した抗議じゃないよなこれ」「ゴレツカにビビってカード出しただけだろ」「あれででるのかよ」といった疑問の声が噴出していた。
試合中に実況の安井成行氏が「(先週末の)FA杯のクリスパレスvsミルウォールのゲームでGK(リアム・ロバーツ)が飛び蹴りするような形で(FWジャンフィリップ・)マテタが怪我をしてしまったんですが、最初はイエローカードを出して、結果VARの介入でレッドカードになりました。そのジャッジが一つ物議を醸した。あと、(2月の)マージーサイドダービーでもありました」と紹介していたように、このマイケル・オリバー氏はここ最近でも物議を醸す判定を連発していた。
そして今回のバイエルン対レヴァークーゼンの一戦でも、両者にとって不安定なジャッジが続いていた。試合は0-3でアウェイチームが敗れ、終了直後にまだピッチへ残るマイケル・オリバー氏の元へシャビ・アロンソ監督が判定への疑問をぶつけにいってるように見えた。この行動にはSNS上でファンから「そりゃキレる」「速攻行った」「ワケわかんないもんな」といった声が出ている。
ただし当然、それで結果が変わることはなく、レヴァークーゼンはモヤモヤとした気持ちを抱えて3点ビハインドで行われる日本時間12日開催の2ndレグへと臨む。(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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