「ある日突然限界が来る」 高齢親が障害ある子をみる“老障介護”、増える相談と入所待ちの実情「空くかどうかは運任せのような状態」 ABEMA Prime 2025/03/08 11:00 拡大する 1歳で脳性麻痺と診断され、知的障害から話すことができない林田亜紀さん(50)。この2、3年で、1人で歩くことも難しくなってきた。そんな亜紀さんを介護するのは、父・勝美さん(76)と母・絹子さん(76)。こうした高齢の親が障害のある子を介護する「老障介護」が、今増えている。 「80歳までは大丈夫だろう。急に入院したり、倒れたりしたら、面倒を見られなくなる。その時預かってくれるところを探しておかないと」と語る、勝美さん。亜紀さんが暮らす施設を探しているが、全国で施設が足りず、多くの障害者が順番待ちの状態だ。さらに、亜紀さんの場合は、コロナで喉を手術したことなど、十分な医療体制も条件の1つとなり、施設探しはより難しくなっているという。 続きを読む 関連記事