■役割はマネージャー?スカウトを利用する女性「すごくありがたい存在」
実際にスカウトからの紹介で、性風俗店に勤務した小此木ひなのさんは、「初めはお金が欲しくて、ツイッター(現在のX)検索でスカウトを見つけた。そこから仕事を紹介してもらい、いまもそのスカウトを使っている」と語る。
スカウトを利用するメリットとして、「待遇や条件の改善」「新たな仕事の紹介」「店ともめた時に間に入って対応」といった店との交渉に加え、店が処理できない客とのトラブルに対処するなど、客への対応もサポートしてもらえる。また、メンタルケアや相談相手にもなってくれるそうだ。
現在の小此木さんのスカウトは「他と違って、ちゃんとした店を紹介してくれる。困ったときに助けてくれるのが一番大きかった」ことが決め手になった。過去には「悪徳そうなスカウトもいた。その見極めは難しい」。
小此木さんのスカウトは、マネージャー的な役割も担っているようで、「一緒に食事するときもあれば、嫌なことがあったときに、時間を問わず相談に乗ってくれることもある。私としては、すごくありがたい存在だ」と感謝する。
渡邉氏は「いいスカウトもいると思う。ただ、それをかき消すほどに、悪いスカウトが増えている。『いいスカウトを残そう』という風潮が許されない現状があることは、非常に問題だ」と指摘した。
(『ABEMA Prime』より)
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