「それでも祖父が建て、生まれ育った家。やっぱり住み慣れたところがいいんです」。そう語る男性。

 さらに、5日後に家族が集まるということで、捜索隊も再び訪れた。妹(79)、長女(49)が迎え入れてくれ、煮しめやちらし寿司、寒漬け大根など、食卓いっぱいの料理でもてなしてくれた。

 男性の1人暮らしに不安はないのか。妹は「下りてきてもいいじゃないかと思うけど、小さい時から育ったここが大好きみたいで。元気なうちはいいんじゃないか」と話す。男性は「どんなボロ家に住んでても、住み慣れた所がいい。それでも、妹と娘が近くにいるから助かってる。何かあった時は私1人じゃ何もできない。2人が来てくれるから助かってる」と語った。

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先祖代々続く山奥のミカン畑!亡妻への感謝を胸に…一人守り抜く! - ポツンと一軒家
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