Astemoのサーブから始まったラリーは、上手くレシーブした東レ滋賀のペースに。シルビア・チネロ・ヌワカロールが高い打点から放ったスパイクにAstemoは完全に崩された。
このギリギリの状況で粘りを見せたのがオクム大庭冬美ハウィと雑賀恵斗のコンビだ。味方選手が繋いだボールを、後ろ向きという難しい状況から懸命に、同時にアンダーで相手コートに返してみせた。2人の動きは、まさにシンクロしたように重なっていた。
それでも東レ滋賀の猛攻はとどまることを知らず、最後は深澤つぐみのパワフルなアタックで勝負あり。白熱の展開にアリーナは盛り上がりを見せていた。
なお、試合はこの場面でバックアタックを決めた深澤つぐみの大車輪の活躍もあり、東レアローズ滋賀がセットカウント3-0で勝利している。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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