【写真・画像】ジャッキー超え? 香港映画 世界的ヒットの背景に『るろうに剣心』流アクション、九龍城砦の“怪しさ” 1枚目
【映像】空からバイクが降ってくる→『るろうに剣心』流アクション
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 日本では約1カ月で興行収入2億円突破、中国では1日で20億万円超え、大ヒット中の香港映画について、テレビ朝日外報部、香港出身の區樂童(オウ・ラクドウ)記者に聞いた。

【映像】空からバイクが降ってくる→『るろうに剣心』流アクション

━━1980年代の香港に実在した魔窟と呼ばれた九龍城砦を舞台にした香港のアクションムービー『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』が日本でもヒットしているというが、どの程度のヒットなのか?

「1月に公開して以来、およそ1カ月で興行収入2億円を突破したという。『2億円ってすごいの?』と疑問を持つ方もいるかもしれないが、配給会社によると2億円を突破した時点で全国の上映館はたったの89館。しかも、過去5年間日本で上映された香港映画の中で1位の興行収入となったという。この人気を受けて3月・4月からも上映館が増える予定だという」

━━中国での人気はどうか?

「香港では去年の5月1日に公開されたが初日から反響がすごく、2024年公開された映画の中の初日興行収入ランキング1位となった。その後、去年の6月時点で香港映画史上歴代ナンバーワンの動員を達成し、香港ではもうこの作品を知らない人がいないというくらいの知名度になった。中国全土では同じく正式公開は去年の5月だが、その前に4月末に先行上映が数回あり、それも含めて5月1日の初日の興行収入が1億人民元(20億5000万円)を突破した。SNSでの反響もすごく『九龍城砦』『香港映画が戻ってきた』などの言葉が溢れて、『ウェイボー』の検索ランキングにも入った」

━━世界からの評価は?

「中国以外でのお披露目公開は去年5月のカンヌ国際映画祭だったが上映後に観客からもすごい熱烈な拍手でおよそ10分間にわたって歓声に包まれた。本当に世界に昔の映画の熱いアクションムービーの感覚が伝わったと思う。その後、去年5月から年末にわたってイギリスやフランスなどのヨーロッパ各国やアメリカ、東南アジア、韓国などでも順次上映され、やっと今年1月に入って日本でも公開された」

九龍城砦はどんな場所?
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