シンガポールには日本では考えられない罰金制度があるため、旅行に行く際には要注意だ。
罰金の事例として「ガムを国内に持ち込んだら初犯で罰金10万円、悪質だった場合は最大100万円の罰金」「ツバを吐いたり手鼻をしたら罰金10万円」「公共エレベーターで放尿したら罰金10万円」「凧あげで公共の交通を妨害したら罰金50万円」「他人のWi-Fiに勝手に接続したら罰金100万円、または3年間の禁固刑」といったものがある。
日本とシンガポールの両国で弁護士資格を持つ森和孝氏は「防犯カメラの数は世界でトップ10。そのため警察官の数はメチャクチャ少ない。シンガポールは通報社会、みんながチクリあって治安が保たれる」と解説。
例えば、シンガポールへ旅行に行く際、夏に日本で履いていた半ズボンを荷物に入れて持って行き、ポケットに手を入れたらガムが入っていた、という場合でも見つかれば罰金になるそうだ。また森氏は「電子タバコを持ち込むと、それも罰金」と、その他の一例も紹介。
「(シンガポールは)重罰で治安を守るという意識が徹底している。例えば、大麻500グラム以上の持ち込みは、『荷物を預かっておいて』と言われて、わからずに入国してバレた場合、原則死刑になる。また、フェイクニュースは5年間の懲役となる。とにかく刑罰で治安を維持する意識が徹底している」と説明した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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