【MLB・スプリングトレーニング】メッツ3-3カージナルス(3月14日・日本時間3月15日)
3月14日(日本時間3月15日)に行われたニューヨーク・メッツ対セントルイス・カージナルスの一戦で、メッツ・千賀滉大の投じた“お化けフォーク”が、野球ファンの間で話題となっている。
1-2、メッツ1点のビハインドで迎えたこの試合の3回表・カージナルスの攻撃、無死走者なしの場面で打席に立った1番ビクター・スコット2世に対し千賀は、78.2マイル(125.8km/h)のスイーパーに、80マイル台のフォーク、さらには93.8マイル(約150.9kmh/h)速球を混ぜる緩急自在の投球で追い込むと、カウント2-2からの5球目、勝負球として投じたのは、83.4マイル(約134.2km/h)の“お化けフォーク”。この1球に、打席のスコット2世は、ボールと思って見送ったのか、手が出せなくなってしまったのか、バットを出さずにボールを見送ったものの、審判の判定はストライク。その後のABSチャレンジでも、外角低めいっぱいに絶妙に決まった1球となった。よほど衝撃的な球だったのか、何やら1人納得するかのように何回も頷くという、ユニークな仕草を見せることに。ネット上では「お化けキタ」「バッターどうした?」「鬼制球」「どう打てば…」といった千賀への称賛の声などを中心に、様々な声が巻き起こった。