18日、衆議院本会議にて、石破総理が自民党の当選1回の衆議院議員に対し10万円相当の商品券を配っていた件について釈明を行うと、国会はヤジが止まらない“異常な事態”となった。
立憲民主党の山岸一生議員は「石破総理の商品券配布問題について、総理地元の鳥取県民の方も含め多くの国民が『正直がっかりした』『信じられない』『時代にそぐわぬ』と答えるなど、これまでの石破総理のクリーンなイメージが失われていることについて、総理自身の受け止めと、今後どのように説明責任を果たすお考えか、明確に答えて」と訴えた。
これに対し石破総理が「お尋ねの件は法的には問題がないものと認識をしているが、様々なご批判・ご指摘を受けていることにつきましては、真摯に受け止め、猛省しなければならないと思っている。国民の皆様のご理解を得るため、引き続き誠心誠意さらなる努力をする必要があると考えており、国会の場を含めて真摯に説明をいたして参ります」と“釈明”をすると国会は異様な雰囲気に。
特に「法的には問題がない」という発言を受けては「えー!」と大きな声が国会に響いた。
その後も「説明責任を」「応援に行くと言ったんですよね?」「政治活動じゃないんですか?」「もっと丁寧な説明をしてください」など様々なヤジが50秒にわたって続くという異常な事態となった。
自民党の当選1回の衆議院議員に対し10万円相当の商品券を配った件について、13日、23時20分過ぎ、そして14日の早朝に石破総理は会見を開き、違法性を否定。商品券を配布したのは初めてではないとし、野党から追及されている自身の進退については「これは公職選挙法にも政治資金規正法にも何ら抵触をするものではない」と述べた。
(ABEMA NEWS)
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