16歳期待の力士は、立ち合いから魅せた。正面から低く勢いよく、全力で朝乃山の懐に飛び込んでいくと「バンッ」と衝突音が館内に響く。あまりの迫力に「おぉ」と館内からどよめきが沸き起こった。
しかし、朝乃山は太秦の突進を正面で受けきると、すぐに得意の右四つへ移行して十分の体勢に。太秦も力強い粘りを見せたが、朝乃山は経験と実力の差を示すように太秦に反撃の隙を与えず万全の形で寄り切った。勝ち名乗りを受ける際、朝乃山は太秦の気迫に若手の勢いを感じたか、なんとも言えない満足そうな表情を浮かべた。
力のこもった真剣勝負を受け、館内には拍手と歓声が響いたが…次の瞬間「ピ――」と歓声を打ち消すように指笛が。これに一部のファンが反応。「敬意なさすぎ」「さすがにダメだろ」「注意して」「指笛はナシでしょ」など批判の声が相次いだ。
過去には識者も苦言を呈していた■Pick Up
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