福岡市で路線バスが60代の男性をドアに挟んだまま発車し、男性が両足を骨折した事故について、バスを運行する西日本鉄道が会見で謝罪しました。
【画像】西日本鉄道が会見 バス事故で運転手への連絡が遅れた理由とは?
 九州で鉄道やバスを運営する西日本鉄道が、定例会見で路線バスの重傷事故について説明しました。

西日本鉄道 林田浩一社長
「本年1月22日夜、福岡市中央区の大名2丁目バス停付近において、当社路線バスに乗車されようとしたお客様の手を挟んだまま、バスが発車し、お客様が車道上で転倒し、負傷する事故が発生いたしました。お客様は両足骨折の重傷で、現在も入院療養中でございます。けがをされたお客様には、心よりおわび申し上げますとともに、ご利用のお客様をはじめ関係者の皆様に、多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを、深くおわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした」
「公表につきましては、事故直後の関係者のご意向等にかんがみ控えていましたが、安全にご利用いただく公共交通を担う弊社といたしましては、今回の事故が発生したことについて、速やかに公表すべきであったと深く反省しております。警察の捜査および事故原因の究明が続いていることから、引き続き捜査には全面的に協力してまいります」