それに対するSさんの答えは「Tシャツを作ってきました」。5年前の件についてしたためた“返信Tシャツ”を依頼者に着せ、内容を読み上げた。「あの時は責められた感情が先にきて、自分からろくに声をかけられず、一気に疎遠になってしまいましたが、どちらかといえば、ちゃんと謝れなかった自分が情けない。こちらこそ本当に申し訳ないと思っています」「何年も経ってしまったけど、ここから新しい関係を築いていけたら。まずはゆっくりお茶でも飲みながら、思い出話に花を咲かせたいです。これからもよろしくお願いします」。
まさかのTシャツを贈り合うという結末に、スタジオでVTRを見届けた顧問の尾木ママは「ああいう経験を積んでいかないと和解できないのかな?っていうのは、昔とは違うわ」とコメント。一方、カベポスター・永見大吾局長代理は「人がパワハラを自覚する瞬間を初めて見た」と、依頼者の表情に注目していた。

