久保と鎌田のコンビは先発だと未試行

バーレーン戦でW杯出場を決めた日本代表
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 ダブルボランチは、キャプテンの遠藤航リヴァプール)は軸として簡単には外せない。守田の代役はやはり田中碧(リーズ)だろう。リードする展開になれば、海外組込みのフル代表ではまだキャップがない藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)も組み込みたいし、頭数の少なさを考えれば旗手怜央(セルティック)と鎌田大地クリスタル・パレス)を試合途中からこちらに回す可能性もあるだろう。

 三笘不在の左ウイングバックは、二番手扱いの中村敬斗(スタッド・ランス)が先発だろう。大穴はCFで先発と読む前田大然(セルティック)だ。右は主戦の堂安律フライブルク)を休ませ、伊東純也(スタッド・ランス)がスタメン、菅原由勢(サウサンプトン)が途中出場と読む。森保監督は「最終予選は3バックをベースに戦ってきたが、今後は4バックも併用したい」と語っており、菅原が出場する際は4バック(左CBの伊藤か中山が左SBにスライド)も試行されるかもしれない。

 シャドーは、7試合連続スタメン中の南野拓実モナコ)を外し、実は最終予選だと頭からは一度も使ってない久保建英(レアル・ソシエダ)と鎌田のコンビになるのではないか。久保は1ゴール・1アシストのバーレーン戦でフル出場しているが、移動なしの中4日なだけに問題ないだろう。旗手のスタメンも捨て難いが、南野と並んで途中出場になると読む。堂安をこちらに回す可能性もあるだろう。

 上田欠場のCFは、最も予想が難しい。二番手扱いだった小川航基(NEC)が怪我で招集外になっているだけに、今回の候補である前田、町野修斗(キール)、古橋亨梧(レンヌ)の中に明確な序列は存在していない。とはいえ、森保ジャパン第二次政権では左ウイングバック/ウイングがメインだった前田を、カタールW杯当時と同じく中央に置いた形は再び試したいはず。セルティックで存分に発揮している得点力はもちろん、規格外のスピードを利したプレッシングは、格上とも戦うW杯本番でやはり大きな武器になりうるからだ。よって前田がスタメン、町野か古橋が途中出場と読む。

 このメンバーだとバーレーン戦から6人を変えた形。スタメンとしては、このあたりの変更が限界ではないか。はたして森保監督は、どんな用兵をしてくるか。注目の一戦は、今日19時35分にキックオフ予定だ。

ABEMA de DAZN/サッカー日本代表
 

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