中谷防衛大臣は、30日に、アメリカのヘグセス国防長官と第二次トランプ政権で初めての防衛相会談を行うと発表しました。防衛費の負担増を求められるかが焦点です。
「日米同盟の抑止力、対処力の強化のための具体的な取り組みについて、ヘグセス長官と直接、議論ができるということを楽しみにいたしております」(中谷防衛大臣)
ヘグセス国防長官はハワイ、グアム、フィリピンを歴訪後、日本を訪れる予定です。対面では就任後初となる会談で、中国や北朝鮮をめぐる情勢の認識をすり合わせるほか、自衛隊とアメリカ軍の指揮統制の向上についても話し合う方針です。
また、日本の南西諸島での実践的な訓練を通じた日米同盟の強化なども議題とする考えです。トランプ政権は同盟国に対し、防衛費の増額を求めていて、今回、話題となる可能性もあります。
一方、会談に先立って中谷大臣は、29日にヘグセス長官とともに太平洋戦争の末期に激戦地となった硫黄島を訪れ、日米合同の慰霊式に参加する予定です。中谷大臣は「戦後80年の節目に非常に象徴的な機会になる」と強調しました。(ANNニュース)
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