アメリカ軍による攻撃計画の情報が、誤って事前に記者に漏れていた疑いが出ています。
アメリカの雑誌「アトランティック」のゴールドバーグ編集長によりますと、ウォルツ大統領補佐官を名乗るアカウントから、暗号化したメッセージをやりとりできるアプリのチャットグループに招待されました。
グループではトランプ政権幹部の名前のアカウントで、イエメンの親イラン武装組織・フーシ派への攻撃について意見が交わされていて、アメリカ軍が15日に空爆に踏み切った2時間前、ヘグセス国防長官を名乗るアカウントが攻撃の詳細を投稿したということです。
ホワイトハウスは一連のやり取りが「本物の可能性がある」としていて、閣僚のチャットグループに編集長が誤って加えられた可能性があります。
「廃刊寸前の雑誌だ。たいした雑誌ではない。しかし、私は何も知らない」（トランプ大統領）
「攻撃の計画を誰もメッセージで送っていない。それが私が言えるすべてだ」（ヘグセス国防長官）
閣僚が機密情報を商用のアプリで共有して、外部に漏洩したことが事実であれば、トランプ政権の情報管理が厳しく問われる事態となりそうです。（ANNニュース）
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