■緊張から笑いが…企業の見方は?
大口一仁(株式会社みずほフィナンシャルグループ 人材戦略推進部 採用チーム 次長):アメフトをしっかり頑張ってこられたのはよく伝わったんですが、それ以外の、坂巻さんお一人の時間に心がけていることはありますか?
坂巻:「オンとオフをはっきり分けるよね」と友達によく言われます。みんなでいる時はワイワイやるんですけど、1人の時はスマホを見たり、本を読んだりと、どちらかといえば静か系かなという感じです。
古舘伊知郎(ファシリテーター):こんな人なかなかいませんよ。面白くて、ユニークで、めちゃ笑ってるもんね。
坂巻:緊張しちゃうと……申し訳ないです。
古舘:いや、申し訳なくないですよ。いい感じですよね。
大口:可愛らしいですね。
森本浩太(三井ホーム株式会社 人事部 人材開発グループ):まさに大きくてキュートな方。アメフトはグループスポーツだと思うんですが、その中で成功するための秘訣が1つあるとすれば、何だと思いますか?
坂巻:思ってきたのは、一人ひとりがアメフトを好きになることが大切だと思っていて。どういうことかを自分で考えたんですけど、チームスポーツをやる上で1つの目標に向かっていく時、みんなが集まっていくためにはいかに自分たちの目標値を高めるか。そこには「好きだから」「もっと上達したいから」という気持ちがあると思うので。
松島征吾(Zenken株式会社 取締役 人材戦略統括本部長):プレゼンが全く入ってきませんでした(笑)。ただ、素敵な人だなと、本当にいい人なんだろうなと思いました。聞きたいのは、社会人になったら何をやりたいですか?
坂巻:正直、やりたいことはまだ決まっていないんですが、アメフトを続けられた理由として、自分が求められていると感じた時に全力で取り組めるんだな、と思ってきたので。何をやりたいかというよりは、“尋也はこれが合ってるよ”とご教示いただいた上で、全力で取り組みたいです。
松島:素直にありがとうございます。要は業種も職種も何も絞ってないという状況?
坂巻:そうです。
■「全然できてない」辛口評価も「育てたい」?