石戸氏は、経営体制の刷新について「女性の比率と若返りを図っただけでなく、社外の目を入れる判断をしたことは、ひとまず良い判断だと思う。フジテレビも親会社も社外取締役が増えることは、社外の目を入れることを意味する。彼らが実質的にどの程度機能するかが、これからの課題になるが、内部で固める、あるいは内部で登用するじゃなくて、外から経営陣を連れてくる判断はこれまでと違う体制になるだろう」と話す。
平均年齢は若返ったが、「それでも高齢じゃないか」という指摘に対しては、「平均の数字よりも大切なのは経営陣を刷新すること。若い取締役やベンチャーの経営者、慶應大学の先生など多彩な人材を入れたと見ることもできる。体制以上に問題なのは、適切に機能していくか。そこで判断していく必要があると思う」との見方を示した。
日枝氏の今後の影響力は?
