アメリカのトランプ大統領が、核問題で合意できなければイランを攻撃する可能性を示唆したことに関して、最高指導者ハメネイ師が実施されれば報復する考えを示しました。
イランの最高指導者ハメネイ師は31日に演説し、「アメリカとイスラエルからの敵意は常に存在する。彼らはイランを攻撃すると脅しているが、我々はそんなことはあり得ないと思っている」と述べました。一方で、「もし彼らが悪事を働けば、必ず強烈な反撃を受けるだろう」と報復を示唆しました。
イギリス・テレグラフ紙の取材に応じたイランの軍高官は、攻撃が実施されればインド洋のチャゴス諸島にある米英共同の海軍基地が標的になると明らかにしています。
トランプ大統領は、核開発問題に関連して交渉を呼びかける書簡をイランに送ったほか、取り引きに応じない場合は「空爆」か「二次関税」を課すと脅しをかけていました。
これに対しイランは、直接的な交渉を拒否しつつも他国を介した間接交渉には応じる構えを示しています。(ANNニュース)
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