■アスリート引退後の就職活動に、古田敦也氏「情報化社会になってきたので、探せばチャンスはある」

古田敦也氏
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 スタジオでは、野球解説者の古田敦也氏は、「学生スポーツじゃないため、働いて稼がないといけない。僕も朝8時から工場勤務で、昼12時まで働き、昼から野球の練習をする社会人野球をやっていた」と振り返り、「オリンピックは基本的にはアマチュアのスポーツ。みんな働きながら競技をやっていて、世界一を目指している」とコメント。

 アスリート採用については、「そのアスリートを応援したいという気持ちで雇っている会社もあると思う。それ以外に、アスリートだからこそ、チームで働くことに慣れている。先輩・後輩の礼儀正しさや、体力があるので、ぜひ雇ってほしい」と強調した。

アスリートのセカンドキャリアに関する調査
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 アスリートのセカンドキャリアに関する調査によると、85.1%が20代で引退、そのうち80%が引退後に就職活動を行っていることが明らかになった。引退後の不安については「仕事があるのか、資格やスキルが無い、ケガの後遺症があり雇ってもらえるか」、就職活動中も「周囲に相談できる人がいない、何が合うかわからない、就職活動の方法がわからない」などの声があがっている。

 この現状に対し、古田氏は、「多くの選手が同じ状況、苦労している若い選手もたくさんいる」。一方で、「周囲に相談できる人がいない、何が合うか分からないという不安はあるが、情報化社会になってきたので、探せばチャンスはあると思う」と述べた。(『ABEMAヒルズ』より)

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