■杉田氏「わざとと言われるが、炎上したいと思ったことはない」

杉田水脈氏と薄井シンシア氏
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 杉田氏は、この論文掲載の2年前、2016年には国連会議の際の発言が後に人権侵犯だと認定されたことがある。実業家の薄井シンシア氏からは「Xなどを見ていてすごく感じたのが、炎上しているのが、この人の考え方なのか。わざと炎上させて注目を浴びたいのかということ。言い方が、人に対しての配慮がない。私の政治家の定義は、人のためにする仕事。人に対して配慮できない人が、本当にいい政治家になれるのか、国民のことを考えてくれる政治家なのか」と述べた。

 これに杉田氏は「私もよく炎上系と言われ、わざと炎上しているのではと言われるが、炎上したいと思って書いたり、わざとそういう言葉をチョイスしたことはない」と否定。「やっぱり炎上するのはしんどいし、炎上なんかしたくない。言葉は言霊。国民のみなさまから叩かれたり、SNSで罵詈雑言が来るのは本当にしんどい」と本音を吐露し、その上で「いつも暴言を言っているように思われているが、ほとんどはしゃべった言葉ではなく書いた言葉。配慮が足りないという風におっしゃられるのであれば、そこは率直に私自身が反省しなければいけないところ」と述べた。 

 保守派である杉田氏の発言は、各種メディアにも取り上げられ、時に物議を醸すことになるが、ネット上では「総理も必要な人材だと思ったから公認した」「信頼できる保守政治家で、対トランプという視点からも、当選してほしい」と、熱心な支持者も抱えている。「私自身、政治家は代弁者であると思っている。私の考え、言い方には言葉が足りないところもあるし、配慮が欠けるところもあるが、私の考えを支持してくださる方もいらっしゃる。その方々の代弁者となるのが政治家の役割」とも語っていた。
(『ABEMA Prime』より)
 

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初対面!杉田水脈×ひろゆき 物議醸した発言のナゼ&日本の政治「保守」とは
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