夏の参院選に向けて、自民党が比例区で公認を発表した前衆議院議員・杉田水脈氏をめぐり、波紋が広がっている。2012年の衆院選では、日本維新の会から出馬し初当選。2017年以降は、自民党の比例区で当選、保守層から強い支持を集めていたが、政治資金収支報告書の不記載、いわゆる「裏金問題」で説明をしないまま、昨年の衆院選への出馬を辞退した。野党からは、今回の公認についても猛反発が起きている。
杉田氏は、過去の発言などについても、多くの批判を浴びてきた。その一つが2018年「新潮45」8月号に掲載した論文の内容。LGBT(性的少数者)に対して「彼ら彼女らは子どもを作らない。つまり『生産性』がない」と記述。これをきっかけに新潮45は、後に休刊することにもなった。「ABEMA Prime」に出演した杉田氏は「生産性がない」という記述について「間違いだった」と謝罪。その上で、自身の言動に配慮がないという指摘にも反省した上で「炎上はしんどい」と本音も吐露した。
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