トランプ大統領は「アメリカが地球上の暗号資産の首都となり、世界のビットコイン超大国となる計画を実現させる」と表明した。
2024年の大統領選挙中から、トランプ大統領が表明していたのが暗号資産の支援。そのため、トランプ氏の勝利後、ビットコインの価格上昇が続き、史上初めて10万ドルを突破した。
トランプ大統領はAI・暗号資産の担当責任者を新設し、元PayPal幹部のデービッド・サックス氏を起用。暗号資産分野の政策を推し進める考えを示した。
そして2025年3月6日、ビットコインなど5つの暗号資産を戦略的に備蓄するための大統領令に署名。政府による買い増しの期待が市場に広がったが、実際は、刑事や民事の資産没収手続きで差し押さえたビットコインが原資となる予定だということである。
サックス氏によると、政府は約20万ビットコイン、日本円で2.5兆円相当を保有していると推定されている。トランプ大統領がビットコイン超大国を目指す目的、そしてその先に何を見ているのか、注目が集まっている。
ビットコイン、気になる“安全性”は?
