アニメ「機動戦士ガンダム」第6話のアムロ・レイ(CV:古谷徹)は、戦う少年というより、もはや“人間をやめかけていた”。ジオン公国軍の猛攻を受け、極限状態に追い詰められた末のアムロの動きと表情は、今見てもゾッとするものがある。
【映像】死線をくぐり抜けてキマるアムロ(17分27秒ごろ~)
無事に大気圏を抜けたホワイトベースだったが、地球に降り立った先はジオン軍の勢力圏内だった。補給もままならぬままガルマ・ザビ(CV:森功至)の率いる部隊の襲撃を受けホワイトベースはもはや限界寸前だった。
最悪の状況の中、アムロはここでもガンダムで次々とドップ、マゼラアタックを撃破し、味方のピンチを救っていった。しかし、そこにザクが加わり、ガンダムは猛攻を受けてしまう。命の危機に瀕したとき、アムロは突然ビームライフルもシールドも手放し、サーベル1本で突撃を開始した。もはや正気の沙汰ではなかった。
サーベルを手に肉薄戦に突入したアムロは、機械の操縦という枠を超えた動きを見せる。それはまるで人型兵器が意志を持ったかのような“人外”な動きだった。しかし、それを引き出していたのは他ならぬアムロ自身だ。
目を見開いたアムロの顔は…






