あのとき、彼が余計なことをしなければ……。アニメ「機動戦士ガンダム」の幕開けは、たった1人のジオン兵の“やらかし”で大きく運命が動き始める。しかもその行動が、ただの一般人だった少年を“連邦の白い悪魔”と恐れられる伝説のパイロットへと変貌させてしまうなんて、誰が想像できただろうか。
【映像】ジーンが”連邦の白い悪魔”を爆誕させた瞬間(9分10秒ごろ~)
第1話では、主人公アムロ・レイ(CV:古谷徹)が暮らすサイド7に、シャア・アズナブル(CV:池田秀一)の命を受けたジオン公国軍の偵察部隊が潜入。任務はあくまで偵察だったが、地球連邦軍がモビルスーツを開発していたことを知ったジーン(CV:曽我部和行)は、デニム曹長の制止を振り切って独断で攻撃を開始する。
「戦場の戦いで勝って出世したんだ!」と、若き日のシャアに倣うように戦果を挙げて出世したいという野心を隠さないジーン。その野心が皮肉にも“敵のエース”をこの世に誕生させてしまうのだった。
アムロは軍属ですらない、ただの民間人。機械いじりに夢中で、ガールフレンドのフラウ・ボゥが避難を呼びかけに自宅を訪れるまで、騒ぎに気づかずにいた。ようやく届いた彼女の声にも「うるさいなぁ」と面倒くさそうに返すばかりで、戦う者としての気配は微塵もなかった。
しかし、ジーンの暴走が退避カプセルに避難していたアムロの運命を変えてしまう。ザクによる基地への攻撃で発生した爆風、混乱のなかで偶然手に入れたガンダムの極秘資料。そしてアムロは軍人である父、そしてモビルスーツと出会ってしまう。
アムロ、覚醒の瞬間日本語
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