フジテレビ第三者委員会の報告書では、フジテレビ内のジェンダーバランスについて、「重要な決定事項の会議では、女性が1人のことが多く、意見をしても伝わらないと感じる」「あらゆるところが“ボーイズクラブ”だと感じる」「バラエティには男の人ばかりである。チーフプロデューサーですら女性は少ない」とのアンケート結果の記載があった。
石田氏は、「第三者委員会の報告書であったように、人権意識、コンプラ意識、あるいは経営陣の多様性は大前提だと思う。私が言いたいのは、例えば朝でも夜でもいいが、番組司会者の50パーセントを女性にする、最初は無理でも30パーセント女性にするという業界ガイドラインを作ったらいいと思う」との見方を示す。
さらに、「こういう話はメディアでやる機会があまりにも少ない。みんながこの問題を考えて、解決するためにどうしたらいいかを、あまりにも考えきれてないと思う。なので、『こういう番組を何パーセント作りましょう』とか。ルールをきちんと作っていくことが実行的な解決策になってくると思う」と提案した。
(『ABEMA ヒルズ』より)

