オーディションは手応えなし!? でも「この5人なら、私頑張れるかも!」
ここで出演が決まった当時を振り返った一同。実は本作は、5人揃っての場で合格がサプライズ発表された。三川はオーディション中、なかなかさつきのキャラクターが掴めず苦戦していたと語るが、全話録り終えた今は「さっちゃん役がピッタリだよと言ってもらえたり、自分でも見つけた共通点があって」と、さつきへの理解が深まっているようだ。『mono』の物語を歩むほどに、さつきの良さもどんどん伝わっていったら嬉しいと、会場に語り掛けていた。
合格発表という嬉しい瞬間を、みんなと味わえたのが幸せだったと思い起こしていた古賀。役柄について「アンちゃんはさっちゃんが本当に大好きで、さっちゃんを中心に人生が回っているくらい、思い立ったらすぐ行動の子。ただ意外と周りが見えているところも」と鋭く人物像を捉えつつ、「私もひねり揚げが食べたくなりました!(笑)」とアンを彷彿とさせるお茶目な発言で、会場を笑わせる。
遠野は桜子には、さつきとまた違った掴みどころのなさがあると言い、演じるうえでは難しさも面白さもある役柄を、「オーディションのときから、この子の幅をどこまで作るか、考え向き合っていました。なので決まったときは、『任せていただけるんだ! 行けるところまで絶対魅力を引き出すぞ!』というワクワク感と、気が引き締まる想いでした」と振り返る。
そんな3人に対して、合格できたことが驚きだったと明かしたのは、上田と河瀬。上田は「春乃役が決まったのが信じられないくらい、動揺してしまって」と語るほど、オーディション時に出されたさまざまなディレクションを時間内でまとめきれず、手応えがなかったと告白。ただ、春乃のことをもっと読み解かなければとは思いながらも、合格発表時にみんなと掛け合ったことで「この5人なら、私頑張れるかも!」と思えたと語る。そして「ラブ」と指ハートでアピール。
さらに古賀から続いていた「ひねり揚げが食べたくなりました」発言も添えられ、これには河瀬が「(指ハートじゃなくて)ひねり揚げのポーズだった?」とツッコミ。指ハートを出し合う4人について「アフレコ中もずっとこんな感じです(笑)」と、裏側の様子まで教えてくれた。
そんな河瀬もオーディションでは、華子を今より少し低めのトーンで作っていたそう。しかし「もっと高くてもいいね」といったディレクションを受け、自分で大丈夫だろうか……と不安があったことを吐露。その後の最終オーディションでは、素のトーンでの自己紹介を求められ、今日のように5番目に話す順番を活かして、4人の質疑応答を参考に勢いよく模範解答を述べてみせたという裏話が。「その感じが華子さんっぽかったのかも?」とオーディション秘話を聞かせてくれた。
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