■X上で大量に増えたGrokによる「ファクトチェック」
先月から急増したのが、Grokによるファクトチェック。特定のポストに「@grokファクトチェックして」などとリプライすると、即座にGrokの公式アカウントがその結果をリプライ。元の投稿者とファクトチェックの依頼者に向けたリプライだが、全ユーザーから見ることができる。番組スタッフがABEMA Primeの放送時間をあえて間違って投稿、Grokのファクトチェックにかけると「放送は毎週月~金の夜9時~11時で生放送なんだよね」「ちゃんと時間確認して、好きな論客の討論 見逃さないようにね!」と、笑顔の絵文字つきでリプライが来た。
生成AIに詳しい情報通信コンサル「企」代表のクロサカタツヤ氏は「ファクトチェックをしてみよう、これは本当かなと思って確かめる気持ちになり、それを簡単で気軽にできるようになったこと自体は、かなりいいこと」と評価。ただしその内容については「Grokの投稿が友だちっぽく振る舞っている。ある人にとっては『なんだ?こいつ』となることもあるし、ある人にとっては『へ~』にもなる。ここに怪しいところがあると思っていて、巧妙にやっているところも正直ある」と見解を示した。
■ひろゆき氏「おもしろ機能としては全然あり」
