【写真・画像】ロコ・ソラーレ、延長で“ミリ単位の一投”決め大会初白星 藤澤五月「最後のショットを決めきれて良かった」 1枚目
【映像】「五月の1ミリ」で劇的勝利の瞬間

【グランドスラム オブ カーリング】ロコ・ソラーレ 6ー5 Team Gim(日本時間4月10日/カナダ)

【映像】「五月の1ミリ」で劇的勝利の瞬間

 サッカーのワールドカップで日本列島が歓喜した“三笘の1ミリ”を彷彿とさせるスーパーショットが飛び出した。ロコ・ソラーレを逆転勝利に導いた藤澤五月による「五月の1ミリ」にファンが歓喜した。

 グランドスラム オブ カーリングの今季最終戦「プレイヤーズチャンピオンシップ」が開幕し、日本のロコ・ソラーレ(Fujisawa)は第3試合で韓国のチーム・ギム(Team Gim)と対戦。逆転勝利を飾り、2連敗から初白星を手にした。

 注目のシーンは、5ー5で突入したエクストラエンドの最終ショットだった。ハウス内は相手がナンバー1と2を確保している状況で、ロコ・ソラーレが逆転するためには、藤澤のショットがナンバー1を獲得するしかない。

 綿密な作戦会議を経て、静寂の中で投じられた藤澤のラストショット。吉田知那美の「ラインを曲げたい」という大きな掛け声とともに、鈴木夕湖がスイープするも「ラインが曲がってない」状態のままハウス内へ。すると相手のストーンに当たって停止し、中継映像ではどちらがナンバー1なのか確認できないほど僅差となった。

 選手たちも判断できないほどの差だったので、計測となる。解説の石崎琴美さんは「なんか黄色(ロコ・ソラーレ)に見える」と伝える中、赤色のストーンに針を合わせてメジャーを回転させていく。するとその針が黄色のストーンに触れて大きく揺れたところで、チーム・ギムから「イエロー」の声が上がり、ロコ・ソラーレの勝利が決定した。

 まさにミリ単位の勝負。2022 FIFAワールドカップ カタールでサッカー日本代表三笘薫が、ゴールラインギリギリから折り返す"三笘の1ミリ"で決勝点をアシストし、強豪・スペイン代表に勝利したあのシーンのように"五月の1ミリ"が勝利をもたらせた。

 このシーンにABEMAのコメント欄もお盛り上がり。ショット後には「これは微妙な勝負」「どっちなんだー」「ドキドキ」「黄色に見えるけど…」「大丈夫だよね?勝ったよね?」と心配そうな声が上がっていたが、計測終了時には「今大会初勝利!!」「おめでとう!」「素晴らしいショットだ」「ほんとドラマチックな試合にするなw」「さつきの1ミリきた!!!」と大興奮で勝利の余韻に浸っていた。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

鈴木夕湖、寿司店での“スペシャルメニュー”に一同驚がく