【グランドスラム オブ カーリング】ロコ・ソラーレ 6ー5 Team Gim(4月10日/カナダ)
ロコ・ソラーレの吉田知那美が、お茶目な仕草を見せた。ストーンの位置を測るメジャーを要求するもそれほど僅差ではなかったことから「I'm sorry」とひと言。その際ににっこり微笑んだシーンにファンたちが反応している。
グランドスラム オブ カーリングの今季最終戦「プレイヤーズチャンピオンシップ」が開幕。日本のロコ・ソラーレ(Fujisawa)は第3試合で韓国のチーム・ギム(Team Gim)と対戦し、エクストラエンドまでもつれながらも、逆転勝利を飾りで今大会初白星を手にした。
注目のシーンは1ー2と追いかける展開で迎えた第3エンドだった。藤澤五月の最終ショットは、ハウス内にある赤色のストーンを弾き出して、ガードの裏に隠しつつナンバー1を確保する狙い通りのショットに。キム・ウンジのショットは懸命なスイープでも届かないほどやや短いショットとなり、ナンバー1はロコ・ソラーレとなった。
それぞれの選手たちがハウス内を片付けている中、吉田知だけはストーンの一を念入りに確認。足を滑り込ませて、ストーンの位置を確認するような行動を見せていた。解説の石崎琴美さんによると「2点目を見てるのかな?1は確実、2はどっちかといったところ」と、吉田知の動きから推測した。
ここで2点スチールすると、一気に逆転となるだけに念入りに調べた結果、吉田知は相手チームに計測を伝え、スコアボードの裏からメジャーを持ち出す。
その間、中継映像ではハウス上部からの映像が映し出されると、実況の辻歩氏は「どうですかね。非常に微妙です!」と指摘。石崎さんも「この画面上だと赤の方が近そう」とナンバー2はチーム・ギムだとの見解を示した。
注目のメジャー計測。黄色のストーンに合わせた吉田知が、ゆっくりとメジャーを回転させて赤色のストーンに近づけていく。すると針はガッツリと赤色のストーンに接触。その瞬間、吉田知は相手チームに「I'm sorry」と発するとともに、照れ笑いを浮かべた。
このシーンについて視聴者のコメント欄では「ちなみ可愛いなw」「知那美さん笑ってごまかす」「ちなみちゃん可愛いなぁ」「照れ笑いw」「韓国のみなさんソーリー!」とコメント。吉田知が見せたお茶目な姿に心を奪われたようだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)