決まれば相手に1点かブランク（0点）を選ばせる状況になる一方で、失敗すれば2点以上を与える可能性がある、まさに緊迫の場面。ここで日本のエースが狙いを定めてストーンを投げると、勢い良く赤にヒットし、そのままスイスの赤も弾き出すダブルテイクアウトになった。これにはABEMAの解説・市川美余さんも思わず「ナイスショット！」と大興奮。「（赤に）薄く当てないといけなかったのですごく難しいショットでした。ナイスショットです」と改めて感嘆した。黄色をハウス内に残すことはできなかったものの、日本は序盤のピンチを脱することに成功。スイスはこのエンドをブランクで終えて、日本リードで次のエンドへと繋げて流れをつくった。

　この一連のシーンをABEMAで目撃したファンもコメント欄でリアクション。「ミラクルショット出た」「ナイス〜」「おおおおおおおおおお！」「すげええええええええええ」「ナイスダブル」「素晴らしい」「きたーーーーーーーーーー！」「っしゃああああ！！」「かっけー」と、藤澤の神ショットに歓喜の声を寄せていた。

　なお、日本はその後も一進一退の攻防を見せたものの、重要なショットを決めきれないままリードを許し、最終スコア3－5で敗戦。これで予選の成績は1勝3敗となり、予選最後の第5戦は日本時間11日21時から、世界ランキング3位の強豪・スウェーデンのチーム・ハッセルボリと、準々決勝進出に望みをつなぐための重要なゲームを戦う。

（ABEMA『SPORTSチャンネル』）