リヴのセコンドにはラケル・ロドリゲス、一方、ベイリーのセコンドにはライラ・ヴァルキュリアが付き添い、リング内外で緊張が高まる試合。結果はベイリーがジャックナイフ・カバーで勝利を収めたが、注目を集めたのはリヴの“体を張った”過激なファイトぶりだった。
狡猾さとフィジカルを融合させた戦いで知られる“曲者”リヴは、序盤にベイリーを挑発し、場外でスリー・アミーゴスを試みるも、2発目で鋼鉄階段へのスープレックスを食らって初っ端から大悶絶。
中盤ではエプロンの硬い部分で「コードブレイカー」を放ち、自らも腰を強打しつつ美人が台無しになるほど顔が変形する“オバQフェイス”を炸裂。ABEMAのWWE実況・清野茂樹アナウンサーが「リヴ・モーガン、いい顔しますね…」と苦笑まじりにコメント。ファンからも「すごい顔」「鬼の形相リヴ」「いい顔というよりヤバい顔」など、驚きと賞賛の声が相次いだ。
それだけで終わらず、リヴはゼーゼーと息を荒げながら、エプロンから場外へのミサイルキックを敢行。再び硬い床に腰を強打すると今度は半泣きに…。これには解説の堀江ガンツも「自分のダメージ、顧みずですからね…」と舌を巻き、ファンからも「リヴちゃん、無理しないで!」「身体張ってるなぁ」と、悲鳴にも似た声が上がった。
終盤、リヴの必殺技「オブリビオン」はライラの介入で失敗。ラケルのロープ介入も遅れ、ベイリーに勝利をさらわれたものの、“レッスルマニア直前”かつタッグ王座戦を控えた前哨戦としては手加減なしのハードすぎる激闘を演じてみせた。
とくにエプロンからの“漢気ミサイル・ドロップキック”については、現地実況のマイケル・コールが「リヴの計算された一撃はレッスルマニア級だ」と絶賛。SNS上では「スープレックスを食らっても挑発を続ける姿に魅了された」と熱い称賛も。一方で、「好試合だったがWM直前の危険なバンプは疑問」と大一番でのコンディションを不安視する声もあった。結果は敗北に終わったが、リヴ・モーガンのタフすぎる戦いぶりは、多くの視聴者に強烈なインパクトを残した。(ABEMA/WWE『RAW』)
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