超初心者にオススメのAI活用術
【映像】どれを使えばいい?乱立するAIサービス一覧
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  日々、進化し続けている生成AI

【映像】どれを使えばいい?乱立するAIサービス一覧

 膨大なデータの解析と学習を通じて新たな文章や画像、動画などを作ることができる生成AI。便利なツールだという事はわかっていても、実際に、仕事や生活にどう使いこなせばいいかわからない人も多いのではないか。

 「どこからはじめればいいかわからない」初心者にオススメの生成AIの使い方を、AI人材育成や産業活用の促進支援などを行う「日本ディープラーニング協会」の志岐知美部長に聞いた。

「まず触ってみるという点では、テキスト系の生成AIが一番とっかかりやすいと思う。会議の議事録の要約や、メールの下書き、提案書の骨子作りなど、身近な作業がぐっと時間が短くなって楽になる。あとはアイデアを形にすることや、ものづくり系の仕事なら画像や動画を作る生成AIがいいのではないか。この流れで迷子にならずに、AIの活用を進めていけると思う」(日本ディープラーニング協会・志岐知美部長、以下同)

 2023年にChatGPTが登場して以来、文章や画像や動画などを生成できるサービスが続々と公開され、そのほとんどが無料で利用できる。こうしたAIサービスを使うために、難しい知識は必要ないということも、AI初心者が知るべきポイントだと言う。

「生成AIは言葉でタスクをこなすため、コマンドやプログラミングなどの専門知識は全く不要。言葉を使ってさえいれば、誰でもAIを使えるというのが、今の時代を表していると思う。したがって、『この職種だから使える・使えない』というのは、おそらくもうほとんどなくなってきていて、自分自身のアイデアをまとめる上で、ChatGPTや生成AIに意見を聞きながら、自分自身で頭の中を整理していくのは、一人で考えるよりも非常に効果的だと思う。AIのツールでいくらでも無制限に相談できるというのは、誰にも遠慮せずにできるのですごく大きい」

子どもや子育て世代が助かるAI活用術 
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