“まるでコンシェルジュ”子どもや子育て世代が助かるAI活用術
また、AIネイティブ世代となる子どもたちはこんな使い方も。
「私の子どももそうだが、学校の友達と『こういうトラブルがあって、こういうこと言われたんだけどどう思う』というのを、AIとも思わず普通に聞いている。いろいろ返ってきてやりとりしていると、明確なアウトプットが欲しいわけではなくて、自分の壁打ちになって、気持ちが整理されたりするようだ」
志岐氏自身は仕事だけではなくプライベートでも活用しており、旅行の際の相談相手としてもAIは最適だと言う。
「(検索ツールで)道順をどう行くのが一番近いかを検索する際に、いろいろ提案は出てくるが、どれが効率的かというサジェスション(提案)みたいなものがない。ChatGPT先生に相談したところ、『子ども連れだったらこの長時間、車で運転するよりも、ここまで特急電車で行って、そこから先はバスで行くのが一番楽だと思います』という提案をしてもらった。小さい子どもがいたりすると、大人の都合だけでは日程は組めないため、そういったところも加味して提案してくれて素晴らしい。コンシェルジュみたいな感じ」
この先、避けて通れないAI全盛の時代。今、「AIブームの波に追いつけていない」と感じている人も少しでもいいので、とにかく使ってみることが大事だと話す。
「私も『あれ、こんなアウトプット形式できるようになってるんだ』など、気付かないこととかがしょっちゅうあり、常に最新の状態をキャッチアップしようと思うとすごく大変だが、そこまで背伸びする必要はなく、とりあえずわかる範囲で使ってみるのが一番大事。そのうちに、『もうちょっとこうなったらいいな』『もうちょっとこれができたらいいな』という欲が出てくるため、そうなってから、他にどんなツールがあるか調べてみたり、どんな機能があるか手を伸ばしてみたりするのがいいのではないか」
(『ABEMAヒルズ』より)
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