4月15日より順次放送中のアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」第2話で、シャアとシャリアの思いもよらないやりとりが、ファースト世代のガンダムファンをざわつかせた。
【映像】シャアにたらし込まれる緑のおじさん(17分38秒ごろ〜)
赤い彗星ことシャア・アズナブル(CV:新祐樹)と、“緑のおじさん”ことシャリア・ブル(CV:川田紳司)が、静かにワイングラスを交わし、握手を交わす――ただそれだけのシーンが、どうしてこうも心を揺さぶるのか。
アニメ「機動戦士ガンダム」では、シャリアはキシリア・ザビ少将の配下として登場し、シャアの進言によりガンダムと戦わされ、散っていった“ニュータイプ候補”だ。その存在はどこか浮いており、シャアとの接触も表面的なものにとどまっていた。
だが、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」ではその関係性が大きく変化していた。シャリアがキシリアとギレン・ザビ総帥との間で苦悩していた点は同じだが、ワイングラスを交わしたシャアにその苦悩を見透かされていた。
「貴公が総帥とキシリア閣下の間で苦悩する必要がなくなる良い方法がある」「それは私と組むことだ」と、シャアは思いがけない打開案を持ちかけた。「機動戦士ガンダム」では、アムロと戦わせ、あわよくば消えてくれればとすら思っていた相手に対して、だ。
さらに、ファーストガンダムではシャリアが語った「ニュータイプ全体の平和のために」という理想も、今回はシャアの言葉になっている。握手を交わす二人の姿には、軍人同士というよりも、ある種の盟友のような空気すら漂っていた。
シャアとシャリアの会話にネットの反応は