■食物アレルギーのけいたさん(21)
現在、大学4年生のけいたさん(21)は、0歳から小麦や卵、乳製品、ナッツ類や果物など、数多くのアレルギーがあった。「最初に離乳食を食べたとき、顔に蕁麻疹が出てきたことが最初のきっかけだ。病院で血液検査したら、他にも見つかった」。
中学生になると、「以前は食べることができた梨やリンゴなどの果物を食べると、喉がイガイガしてきたり、唇が腫れたりする症状が出始めてきた。1番最近だと、高校生のときにイチゴが食べられなくなった」。
現在の生活では、「サークルの後、ご飯食べに行こうみたいなのは基本的に断る。そこでノリ悪いとか思われたりしないか心配ではある」と弊害を感じている。
チェーン店であれば、ホームページで原材料を公表しているところも多く、事前に確認できるが、「屋台など基本的にアレルギー表示がないので、直接『何が入ってますか?』って確認するが、秘伝の味や企業秘密という形で、教えてもらえないところもあった」。
飲み会では、「居酒屋だとメニューが結構あるので助かる部分はあるが、酔いすぎて食べれないものを食べてしまったりするので、気を張ってしまう」と明かした。
■食物アレルギーの症状
