その後、中継ではレビューとは異なる横からの映像が映し出される。あまりの際どさに、実況の西岡明彦氏は「舘の右手とも見えますし、あるいは(重なって死角になっていた)垣田の左手だったのかもしれない」とコメントし、解説の坪井慶介氏も「確かにこれは、レフェリーとしてもかなり難しい判定だったと思います」とフォローを入れた。
この疑惑の判定をめぐっては、SNS上で両チームのサポーターが反応。柏側からは「ちょっと待ってくれよ 垣田の前に 舘の右手だろ! なんのためのVARだよ!」「またもや誤審の被害」「あれハンドなの?泣 相手選手の手に当たって落ちてきたように見えた…」「これはゴールです。ハンドではない。リカルド監督が怒るのも理解できます。これでハンドは厳しすぎます」「ちょっとアレをハンドにするってのはかなりマズイんじゃない?」「これは荒れるぞー」など不服と疑問の声が続々と上がった。
一方で、判定に救われた湘南側からも、「正直、こちらからすると助かったが…ちょっと柏さんに同情する」「湘南サポだけどノーハンドでも納得だから柏はキレていい」「VARはよくわからんかったけど、ともかく舘くんが救われた」「そもそもあの角度からの映像しかないってどうなのよ笑」と判定に同情するような声が目立った。
ただ、垣田は後半開始直後の48分にもう一度ネットを揺らして前半のリベンジに成功。この1点を最後まで守り抜いた柏が勝点3を手にした。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)






