吉村洋文氏
【映像】石丸伸二氏が“不敵な笑み”の瞬間
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 実績のある経営者が日本の課題に挑む全く新しい「実績重視」の政治トーク番組、ABEMAFor JAPANシーズン3 #4』が4月25日に配信。大阪府知事・大阪維新の会代表、日本維新の会代表という三足のわらじを履く吉村洋文氏が、重すぎる社会保険料にメスを入れることを誓った。

【映像】石丸伸二氏が“不敵な笑み”の瞬間

 和歌の浦温泉 萬波 MANPA RESORT代表取締役 坂口宗徳氏は「月末に給料支払いを私は打ち込む。『給料を上げていきなさい』というのを真面目にやって徐々に給料は上がっているがもらっている従業員はあまり実感がない。なぜかというと、所得税ともう一つ、社会保険料が非常に高い」と訴えた。

 これに対し番組MCの古舘伊知郎は「それは賃上げの実質効果がないから実感がないということか」と確認。

 坂口氏は同意しつつ「よく考えるとお医者さん(病院)に行ってもあまり値段は開示されていない。テレビで見たのだが、外国の方が飲み過ぎて路上で倒れていて、救急車を呼んで、その外国の方を病院に搬送するときに救急隊員と警察の方で『この人たぶん保険が効かないから点滴1本打つと10万円かかる。それでいいですか?』みたいなやり取りをしていた。普段我々が受ける医療で10万円もしないのでかなり高額の負担がなされているとそこで気がついた。これは誰が値決めしているのか?」と質問。

 吉村氏は「値決めは全国一律で、薬も入院も点数が決まっている。我々現役世代の窓口負担は常に3割なので見えにくく、それが定額かとも思うが、実は7割もみんなで払っている。国の医療費47兆円は社会保険料として負担しているわけだ。かなり多くの医療費が使われているけれども、使っている人にその認識があまりないのが、本質的な課題の一つだと思う。そして、従業員の手取りを増やしてあげたい時に、税金より社会保険料の負担が大きい。さらに、従業員が天引きされている分と同じ金額を事業者が払っていて、この金額もすごく大きい。だから社会保険料の改革を僕がやる。でもそのルールも含めて変えてほしくない人たちがたくさんいるので“岩盤“だが(社会保障改革を)やらないといけない」と決意を語った。

吉村氏「仮に10割払ってお金を払い戻す制度にしたらみんなびっくり仰天すると思う」
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