「地獄の底まで腹くくって一緒にやる」とは?
株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ 代表取締役社長 野口功司氏は、大阪府知事・大阪維新の会代表、日本維新の会代表という三足のわらじを履く吉村洋文氏に対して大胆な提言を行った。
「国民民主党・日本維新の会、立憲も含めた形でまとめながらこのチャンスを生かしながら、本質的に大事なこと、自分たちの公約を果たすではなく、政治として本当に今変わらないといけない時期だ。もし連立野党が組めればそういうことができるチャンスがある。令和維新を起こしてほしいと思っているし、国を変えるようなリーダーにやはり“維新・吉村”がなるべきだと思っている」
これに吉村氏は「去年の12月、僕は『本気である意味地獄の底まで腹くくって一緒にやるというのであれば一緒にやりますよ』と言い、外に向けても発信をした。でも国民民主は『維新は維新でどうぞ』という答えだった。これでは形だけ一緒にやっても僕は無理だなと。政治家としていろいろな改革をこれまでやってきた立場として中途半端な気持ちで違う政党が同じように見えるだけでは僕はダメだと思った」と回答。
古舘氏が「地獄の底とは?」と確認すると吉村氏は「有権者は日本維新の会に投票してくれている。もちろん国民民主が人気なのは分かる。でも先の衆議院選挙でも維新に投票してくれて国会議員も誕生して、子どもたちに投資する教育の無償化であったり社会保険とかいろいろな公約を掲げている。それを実現するのが役割だとも思っている。それができなくなる可能性があるわけだ。だから自分に投票してくれた有権者に対してある意味背信行為になるかもしれない。他党の公約を一緒にやることによって自分たちの公約が実現できなくなるかもしれない。だがそれでも地獄の底まで本気で行くと言うんだったら一つの船に乗るというのは僕は有りだと思って提案した」と述べた。
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