息子が自殺未遂…母・みな姉の当時の思い
いじめがエスカレートしていくなか、唯一 仲が良かった同級生と仲違いしたことがきっかけで細山さんの精神はさらに追い詰められることに。
細山さん:いじめられて、きつくなって自殺未遂をした。
みな姉:学校から電話かかってきました。「大至急来てください」って。未遂なんだよね。その時、学校の先生が言った言葉が未だにショック。私が到着したら「お母さん、貴嶺のことを責めないでくださいね。命を粗末にしたのはよくないですけど、責めないでください」って。いやそこじゃないでしょう。いじめた子たちとかの対応がないのかと思った時に、もうこの学校はだめだ、合わないなと思って転校した。
――いじめがあった時は、お母様はどう受け止められていたんですか?
みな姉:私も小学校の時にいじめられたところがあったので、いじめは起こるものだと思っていた。「私は絶対守るからね」「なにがあっても私が盾になる」って。やりすぎたよね。怖かったでしょう?別にいじめっ子に何もしないしてないですけど。いじめっ子が来たら殴りそうなぐらいの勢いだった。
細山さん:今思い返すと、そういうスタンスでいてくれたから、めっちゃ良かったです。あそこで「子ども同士のことなんだから」とか言われていたら、多分もう折れてたと思う。
いじめを終わらすために…過激なダイエットと勉強
